ahamoのSO-51AaのDocomo版SO-51A化(Xperia 1 Ⅲに買替えなかった理由)
Ⅰ.ahamoのSO-51AaのDocomo版SO-51A化
Xperia 1 Ⅲが個人的な購入基準に満たなかったため、新規にahamoのSO-51Aaを予備機(SIMを入れ替えるだけで最低限直ぐに代替え仕様可能)として購入(新たな電話番号・SIMを取得)しDocomo版SO-51A化を行いました。
(すでにXperia 1 Ⅱが終売で手に入らなかったのです)
Docomo版SO-51Aは約140,000円(一括購入)でしたが、ほぼ同一機能でahamoのSO-51Aaは71,500(68,200 2021.12.16改訂)円からと大変お得です。
Docomo及びahamoには事前にDocomoメール及びDocomo電話帳はSIMに依存し、SO-51Aaにしてもキャリア版のSIMにすれば使用できると確認しましたが、実際には機種依存でキャリア版のSIMにしても両ソフトとも使用出来ませんでした。
面倒くさかったのはahamoオンライン購入手順、現状のXperia 1 Ⅱ(電話番号・Dアカウント)を持っているので、新規購入となり、まず、新規のDアカウントを作成し購入ししなくてはならないこと、最初は現状のXperia 1 Ⅱで使用しているDアカウントで購入を試すが、全ての行程を終了し完了しようとすると、このDアカウントではダメとなりエラーで最初からやり直し、だったら最初に既存のDアカウントを入力したところでエラーにして、新規アカウント作成を促して欲しい。
私のXperia 1 ⅡでahamoのSO-51Aaに出来なかった(必要だった)機能は次の3点です。
1.Docomoメール(2021年12月16日付けでドコモメール持ち運び開始にて訂正)
これでAhamo他契約変更のハードルが低くなりました。しかしDocomo→Ahamoで
も330円/月の使用料を徴収するのはいかがなものか。他社流失では無い。
5Gライトの最低料金は3.150円/税抜、Ahamoの最低料金は2,700円/税抜+ドコモ
メール使用料330円/税抜=合計3,030円/税抜、差は120円/税抜、しかもデータ
容量20GB国内通話料金5分無料、海外ローミング20GBまで無料です。
もし、データ容量20GBを設定するとライトは7GBまでなのでギガホ プレミア6,650
円/税抜+5分通話無料オプション770/税抜なので合計7,420円/税抜なので他のオ
プション等が必要なければAhamoの方がドコモメール付きでも、4,390円/税抜廉
価となります。
(私も現在5Gライト契約中ですが、徐々にドコモメールでの各登録をプロバイダの
メールアドレスに変更したため、ドコモメール不要と考えておりますが、30年も
Docomo携帯を使用していると古くからの知り合いや会員登録全てにキャリアメー
ルの変更が出来ているかは不安なためAhamoに変更できませんでしたが、これで懸
念も無くなり変更しようと考えています)
2.Docomo電話帳
3.カレンダーがDocomo版で機能している
それぞれの回避方法
1.Docomoメール
※重要:「ドコモメール持ち運び」にするとキャリア機ではドコモメールソフトで
送受信となります。Gmailで送信は出来ますが受信はドコモメールソフトの受信
トレイにしか入ってきません。
「Ahamoでキャリアメールを「持ち運び」してみました。(キャリアメールの部分
のみ記載)の頁をご参照下さい。
まず新規のDアカウントでログインするので、私は予備機として使うので、ここで
別の(元のXperia 1 Ⅱで使用している)Dアカウントでログイン。
次にGmailの設定でIMAPにてXXXX@docono.ne.jpのアカウントを追加します。
ここで必要なのは元のXperia 1 Ⅱで、Dアカウント・メールアカウントのID・パス
ワードが必要です。
次のURLhttps://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_mail/other/
又は「ドコモメール imap 設定 gmail」などで検索すると先人達の詳しい情報が
見つかります。
余談ですがドコモメールを使わないとメッセージR/Sを受信しないため煩わしさが
減ります。
Docomoメール以外での設定(例Gmailの設定)を記載しておきます。
1.まずは現在使用中の端末でDアカウントでログインします。
2.ドコモのメール設定で「dアカウントでドコモメール利用」で「利用する」に
なっているか確認して下さい。なっていなかった「利用する」して下さい。
3.「IMAP用ID・パスワードの確認」画面が表示されるので、ユーザーIDとIMAP
専用パスワードを確認し、メモを必ずします。これを忘れると後で別のメーラー
(Gmail等)の設定時、再度確認しに行かなければなりません。
4.以下Gmailの設定例、Gmailのアプリを開いて、「設定」→「アカウント追加」
5.現在使用中の端末使用しているメールアドレス(XXX@docomo.ne.jp)を入力。
6.ここで気を付けて欲しいのが必ず左下にある「手動設定」を選択して下さい。
7.次に個人用(IMAP)を選択
8.次画面でパスワードを聞いてきますので、ここではdアカウントのパスワード
を入力
9.次に受信サーバと送信サーバの設定をしますが、ここで入れるパスワードは
(※注意)3.でメモしたIMAP用ID・パスワードです。
10.サーバ名は両方とも「imap.spmode.ne.jp」です。
11.受信サーバのポートは「993」を指定します。なたセキュリティは「SSL/TLS」
12.送信サーバのポートは「465」を指定します。なたセキュリティは「SSL/TLS」
Gmail以外でもIMAP設定はほぼ同じと思われますが、各メールアプリでDocomoの
IMAP設定が解説されておりますのでお使いの各メールアプリ解説をご覧下さい。
(重要)ただし、キャリアのSIMを廃止又はahamo契約切り替えるとキャリアメール
(spモード契約・@docono.ne.jpのアカウント)が解約されるので、私のように
ahamoのSO-51Aを予備機として持ちたい人(元の契約を存続させる人)以外は、
他にDocomo契約をしていかデータプラス。または、シンプルプラン等(spモード
契約別途必要)でahamo機を使用出来るようにしないとキャリアメールが使用出来
なくなる恐れがありますのでご注意下さい。また。実証実験していないので、申し
訳ありませんがご自身でご検証下さい。
2021.12.16 DocomoHPより転載
ドコモ回線解約後やahamoへのプラン変更後も、ドコモメールを引き続きご利用に
なれます。クラウドで保管されているメールデータも、そのまま残すことができま
す!
ご利用には、ドコモ回線の解約日から31日以内のお申込みが必要です。ahamoへの
プラン変更の場合は、プラン変更と同時のお申込みが必要です。
2.Docomo電話帳
これは非常に簡単。Xperia 1 Ⅱのドコモ電話帳→(左上の)メニューより設定→
エクスポート→.vcfにエクスポートでSDカードにに保存→ahamoのSO-51Aaの保存した
SDカードを入れ→連絡帳→(左上の)メニューより設定→インポートでSDカードに保
存した.vcfファイルを指定すれば、ドコモ電話帳の全ての項目がコピーされました。
私はこの段階でXperia 1 Ⅱのドコモ電話帳を廃止し、Googleに一本化しました。
3.カレンダーがDocomo版で機能している
Googleのグループにあるカレンダー(左上の)メニューより設定でGmail.com意外に
docomoの.comか.ne.jpか忘れましたがそこのチェック(レ)が入っているので、それ
を解除。そうするとGoogleのカレンダーのみにスケジュールが登録されるので、
DocomoのSO-51AとahamoのSO-51Aaが同期します。
そのたポイントカードなどは完全に二重化できました。
私が必要なアプリで2重化出来なかったのは、おサイフケイタイ系(Suica,PASMO)、LINEでした。(ただしLINEは起動できました。しかしdocomo版のSIMに差し替えしてたので、電話番号確認メッセージが表示されました。起動のみ確認でしたのでそれ以上の動作確認はしていません)
(参考情報)「トヨタディスプレイオーディオでXperia 1 IIとMiracastできました。」と同様Docomo版SO-51Aと同様にスクリーンミラーリング機能で、Miracastは接続できました。
Ⅱ.Xperia 1 Ⅲに買替えなかった理由
これまでは常にDocomo版Xperiaの最上位機種に買い替えてきましたが、ついに今回断念しました。
本当はSONYのXperiaが良いのですが何故キャリア(Docomo版)にしていたかと言うと、理由はただ一つワンセグ(フルセグ)が装備されていたからです。
普段使いませんよね。
私も普段は使いません。
では、何故普段使用しない装備に固執していたかと言えば、東日本大震災、西日本豪雨、熊本地震、台風15号・19号と、残念ながら毎年のようにどこかの地方で災害が発生する日本で、非常時に頼りになるのは確実な情報源なのです。
もちろんインターネットが通じており、新聞社等のHPが見られれば良いのですが、中継局の被災、非常電源の枯渇などによりインターネットが使えなくなった場合、またNTT等が回線の輻輳を避けるため通信制限を行い繋がりにくくなった場合に有効な手段がワンセグ(フルセグ)なのです。
避難所の毛布や段ボールベッド等も普段は使いませんけど現在では必ず常備されていますよね。
こんなに毎年災害を経験しながら非常時の情報入手手段を削除する理由が理解できません。
地上デジタル放送(地上デジタル放送日本方式の国際展開について
:https://www.jtec.or.jp/icttrend/pdf/2010-01kouenkai-makiguchi.pdf)
は、日本方式・欧州方式・米国方式(中国方式もありますが割愛します)あり、国益を賭けて世界標準となるべく普及に各国(機関)が務めています。世界標準となれば日本製の放送機器・受信機器の普及により実装部品の低廉化が期待できます。
このような中災害の多発する我が国の現状を鑑みて、携帯各社が携帯機器から地上デジタル放送受信機能を削除することに疑問を持ちます。
もし、Xperia 1 ⅢのDocomo版に地上デジタル放送機能が搭載されていたら、きっと買い替えていたことでしょう。
個人的には国策として国内販売メーカーの携帯機器には、最低1機種地上デジタル放送機能を付けるように要望します。それもアンテナを筐体内に納めて下さい。
特に10月よりSIMロック解除が義務化されるなら、メーカーに自社割り当て周波数のみ送受信可能などの制限を付け製品化(当然SONY版のXperiaのように統一仕様でなくなるので生産数が減少すると共に固有仕様のため、使用確認などで製造原価の上昇が想定されます。)するのではなく、国内仕様は共通化し必要なら自社アプリをPlayストアで入手出来るようにして頂ければ特に問題は無いと考えます。(それが不得手な人はメーカーの販売店で購入し、初期設定をしてもらえば済むと思います。)
ワンセグ不対応はiモードで失敗した二の舞のような気がしてなりません。
謝辞:ご質問にご回答及びご協力 頂きました各企業・組織・対応して頂いた方々へ
お礼申し上げます。
次回は「各自動車メーカー みちびき(準天頂衛星システム)への対応
」です。